NTT固定電話のIP網移行に伴う、消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置)の不具合発生する事象について
NTTが提供している固定電話サービスが、IP網に移行することに伴って、現在設置されている「消防機関へ通報する火災報知設備」から通報した際に、消防機関からの折り返しの連絡を正常に受けられなく可能性があります。
現在の固定電話サービスは、火災通報装置を使用した後に、通報者と再度通話ができるように、回線が保留され、消防機関から逆信操作をすることにより、通報者と通話ができる仕組となっていますが、今後、機種やお使いの回線状況によっては、IP網に移行されることに伴い、回線を保留する機能がなくなり、電話を再度かけ直すことが出来なくなる可能性があります。
不具合が発生する可能性のある火災通報装置
次に該当する場合は、火災通報装置の不具合が発生する可能性があります。
1 火災通報装置を接続しているNTT回線の固定電話にナンバー・ディスプレイ、ダイヤルイ
ンサービスのいずれか、両方を契約している。
2 NTT固定電話(加入電話)回線と火災通報装置を接続している回線が同一である。
火災通報装置の不具合を改善する方法
火災通報装置の不具合が発生する可能性があることに該当した場合は、次のいずれかの対応が必要
になります。
1 ナンバー・ディスプレイ契約、ダイヤルインサービス契約を解約する。
2 NTT固定電話(加入電話)回線と火災通報装置の回線を分ける。
3 火災通報装置を対応機種へ交換する。
参考(関連リンク)
詳細については、下記のリンクをご確認ください。